UFC on VersusとSpike TVのUFNの替わりといったイメージの大会のシリーズ、UFC on Fuelが明日(今日)、始まります。
今年に入ってから早くも五度目のUFCイベントです。
Fuel TVというこれまで私が聞いたことのなかったチャンネルは調べてみると2003年開局の新興局で、UFCとの契約はFOXとUFCの巨大契約の条項に盛り込まれた「隙間のニーズに応える」相互協力体制のようです。
WikiではFuel TVをこの様に説明しています。
It focuses on the cultures of such extreme sports as skateboarding, snowboarding, wakeboarding, motocross, surfing, BMX and FMX, and as of late 2011, became the official home of the Ultimate Fighting Championship as part of a broader agreement between Fox and the UFC, featuring pre-match and analysis programming involving the circuit, along with undercard fights for UFC pay-per-view events.
今回のFuel初のブロードキャストは通常のPPVよりも二時間早い8PM ET/5PM PTにメインカード開始となっています。
私はこの大会はてっきり先週の土曜の晩、日本の日曜の午前中の開催だと勘違いしていたので日曜の午前中のライブ・ストリーミングをガッチリ観られるよう週末のスケジュールを調整しました。
よって四日も先だと気づいた時はズルッときたのですが、とにかく大会タイトル名のメインイベント、Diego Sanchez vs. Jake Ellenbergerは非常なる興味をそそられる好カードです。
ディエゴは、ベン・ヘンダーソンがクレイ・グイダとの次期挑戦者決定戦に勝ってフランキー・エドガーへの挑戦権を手にしたように2009年にクレイ・グイダ戦を制してライト級王者、BJ Pennに挑戦しました。
そして「もうやりたくない」と引退を考えてもおかしくないほどにボコボコにされて敗退し、ウェルター級に戻しての復帰戦でも超新星、John Hathawayに敗れ去りました。
私は正直、この時点でディエゴは総合から引退するのではないかとチラリと思ったほどなので、次のパウロ・チアゴにも、その次のマーティン・カンプマンにもまず勝てないだろうと踏んでいました。
特にカンプマン戦の私の予想は8-2でカンプマンでした。
しかし、ドン底にあっても強い信仰と人間力を持って再起に賭けたディエゴはパウロ・チアゴ戦とマーティン・カンプマン戦を二試合連続のFight of the Night獲得の勝利で飾って見事に最降臨しました。
今回のエレンバーガー戦に勝てばウェルター級王座挑戦も射程内に入ってきます。
対するエレンバーガーは今後、ウェルター級王座挑戦までは確実に登り詰めるだろうと私が読んでいる元アメリカ海兵隊員で、UFCデビュー戦こそ現暫定王者のカーロス・コンディットにスプリット判定で敗れましたが以降は5連勝中。
直近の試合はウェルター級絶対王者ジョルジュ・サンピエールとのタイトルマッチで完敗を喫したとはいえトップ中のトップであるジェイク・シールズを53秒の秒殺KOで葬り去っています。
今回のUFC on Fuel開催地であるネブラスカ州オマハはエレンバーガーの地元中の地元で、キャパシティー10,000人強の会場であるOmaha Civic Auditoriumはハイスクールの卒業式の会場だったところです。
大会のビジネスモデルとしてはクリス・ライトル対ダン・ハーディーの時と酷似しています。
現在のUFCウェルター級の混迷ぶりを鑑みれば勝者が年内に戴冠する可能性もあるこの一戦、正規王者GSPと暫定王者コンディットとの相性でいえばディエゴよりもエレンバーガーに分があると私は思うのですが、ディエゴとエレンバーガーの直接対決だと全くの五分だと思います。
それにしてもディエゴのニックネームはいつの間に"The Nightmare"から"The Dream"に変わったのだろう(笑)。
Co-MainのStefan Struve vs. Dave Hermanも滅茶苦茶、楽しみです。

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