1980年代に村上春樹が「村上朝日堂」の中でボロクソに書いてた(笑)「世界の恋人」フリオ・イグレシアスが66歳にして、長年お付き合いしてて、子供も二人だかいる45歳の元モデルだかの女性と結婚した、というニュースを一週間ぐらい前に読みました。
こう言っちゃなんだけど、41歳の男とハタチの女の子となると途方もない年の差ですが、同じ21歳差でも66歳と45歳だと大した違いを感じないから数字とは不思議です。
さて、これまでに売り上げたアルバムの総数が3億枚を超えるというフリオ・イグレシアスの名前から私が真っ先に連想することは二つ。
一つは「村上朝日堂」で、もう一つはミック・ジャガー主演の映画、"Running Out of Luck"です。
The Rolling Stonesのファン、並びにMick Jaggerのファンにとっては「まだ観てない」と口外することが即、重罪となるようなウルトラ必見の映画で、ミックは、
「世界的に有名なロックンロール・バンド、The Rolling Stonesのスーパースター、Mick Jagger」
すなわち彼自身を演じています。
ミックの初のソロ・アルバム、"She's The Boss"はこの映画のサウンドトラック盤となっており、作中の役柄も「初のソロ・アルバムのプロモーション・ビデオ撮影のためにリオ・デジャネイロにやって来たミック・ジャガー」です。
繰り返しますが、ミック・ジャガーのファンを自称して、この映画をまだ観ていない人は一日や二日、仕事をほっぽり出してでもDVDを見つけ出して絶対に観るべき!
さて、"Runnning Out of Luck"の中で、ミックはドンチャン騒ぎの酒が過ぎてのトラブルによってブラジルの超・田舎で目を覚ますことになります。
そこから紆余曲折あって"Middle of nowhere"、ど田舎にポツンと存在する雑貨屋に辿り着き、イギリスかアメリカにいるマネージャーに電話で連絡しようとするのですが、お金が一銭もない。
さて、どうしようかと困った時に一言の英語も通じない店の隅に売り物のLPのコーナーを発見します。
ミックは「世界的に有名なロック・バンド、The Rolling Stonesのアルバムも、あるかもしれない。ジャケット写真を見せて自分が世界的スーパースターだと分からせれば、電話代ぐらい貸してくれるだろう」と目論んで、LPを物色します。
しかし後から後から出て来るアルバム全てがフリオ・イグレシアス(笑)。
ミックの台詞は、"Julio, Julio, Julio, Julio, ・・・"(笑)。
元々、私は漠然とフリオ・イグレシアスはブラジル人だろうと思っていたのですが、このシーンを見れば誰でもブラジル人と疑わないでしょう。
しかし、時は経って私の柔術の師匠のブラジル人に「日本で一番、有名なブラジル人て誰?」と訊かれて「フリオ・イグレシアス」と答えたら、「ありゃ、アルゼンチン人だぜ」と言われました(笑)。
Say what!? Really!? と滅茶苦茶、驚きましたね、私は(笑)。
という訳でフリオ=アルゼンチン人という解釈で数年、経って今回、この項を書くにあたってWikiってみたら、何と何と、フリオはスペイン人なのだそうです。
私の師匠は「正直、ブラジルとアルゼンチンは滅茶苦茶、仲が悪いよ」と言ってたので恐らく潜在的にフリオのことが嫌いだからアルゼンチン人だと思ったのではないかと思います。
ちなみに、フリオがブラジル人でないのなら、日本で一番、有名なブラジル人はサッカーのペレではないだろうか、と私は答えたのですが、それではブラジルで一番、有名な日本人は誰?という私の質問には間髪入れずに、
Sakuraba
という、かなり極私的な答えが返ってきました(笑)。
と書き終わって、この項の「公開」をクリックする前に、試しにと思ってYoutubeでMick JaggerとBrazilでサーチかけたら、いきなり出てきましたよ!
超・懐かしい! 凄い時代だ!
思いっきり笑ってくれ!

このシーンだけで、
面白さが伝わってきますね~~
見たくなっちゃいました~~
横で踊る、子供のリズム感は
やっぱりブラジルですね~~~
AMAZONでは、VHSが売ってましたね~~
投稿情報: ケーシー | 2010/09/08 06:11
でしょ! 最高でしょ(笑)。
このシーンは最高に面白いのですが、映画全体を通してディープなミック・ファン以外が楽しめるかというと、ちょっと分かりません、正直なところ。
しかし、まあ一言で言えば明るい映画です。楽しい映画。
そしてミックのファンにとってはエンディングのカッコ良さは、チェール・ソネン戦のアンデウソンに匹敵します!
ハンパねえ(笑)!
投稿情報: たしん | 2010/09/08 06:22
懐かしい!!!!!
昔もう20年以上前ミックのインタビューで(確か山川健一が聞き手だったかな?)ミックがこの映画で自分自身を演じることの楽しさについて話していました。
"She's The Boss"大好きでした。JEFF BECKの大ファンなので2倍楽しんでました。
投稿情報: ベンティ | 2010/09/08 22:41
ベンティさん、通だなあ!
"Just Another Night"とかのジェフ・ベックは美しいですよねえ。
ミックのソロを東京ドームで観た私のダチが、
「別にええねんけど、サトリアーニのチョーキングでミックのヴォーカルは、しっくり、けえへんで」と言ってました。
古館伊知郎が実況をやってた頃のワールド・プロレスリングの「時期シリーズ参加外国人レスラー紹介のテーマ」がジェフ・ベックの"There And Back"のA面1曲目、"Star Cycle"なんですよね(笑)。
投稿情報: たしん | 2010/09/09 06:37