前半にて日本初登場で見事に最悪の印象を残したジェイク・オブライエンについて書きましたが、前日計量で10キロ・オーバーという数字を叩き出した(笑)オブライエンには一時、代打が検討されました。
それが何とリコ・ロドリゲス(笑)。
DREAM15の出場予定選手には現StrikeForceヘビー級王者のアリスター・オーフレイムが名を連ねており、正式発表は最後までなかったもののコアなファンは誰でも知っている交渉中の対戦相手というのがアンドレイ・アルロフスキー、そしてその後はリコ・ロドリゲスでした。
アリスター対ロドリゲス戦が合意に至らなかった理由というのは諸説あるものの、ここでは関係ないので割愛しますが、とにかく大会前日の時点でアリスター対ロドリゲス戦が消滅、そしてオブライエンが10キロ・オーバーということで、何故かDREAMの運営側からマット・ヒュームを通してロドリゲスに「205まで落とせるか」との打診があったそうです。
私はこの辺りの流れをSHERDOGで読んだ時、真面目な話し、「冗談だろ、おい(笑)!」以外に何も言葉が出て来ませんでした。
リコ・ロドリゲスというのは元UFCヘビー級王者で、初防衛戦でティム・シルビアにワンパンKOされて王座陥落するところを私はアトランティック・シティーで見ていますが、はっきり言ってUFCの歴代全階級の王者、総勢35人の中で一番、体脂肪率の高そうな体型のチャンピオンです。
UFC現役王者時代、並びに日本のPRIDEに出場していた頃で、それなりに腹がダブついていましたが、最近ではとてもトップレベルで活躍できるプロのファイターには見えません。
6'4"(約194センチ)のタッパで下記の写真の体型の人間がどうして205 pounds(93キロ)まで落とせましょう(笑)。
205まで落とせるか?と訊かれた時点で230(103.5キロ)だったということですが、私は、はっきり言ってもっと重かったと思う(笑)。
アリスター相手に230で試合に挑むのはヒョードルだけでしょう。
アリスター戦前のリコ・ロドリゲスなら楽に250以上あったのではないかと私は思います。
しかし、ロドリゲスは「DREAMが過酷な減量に見合うだけのギャラを支払ってくれるのなら落とす/落とせる、と答えたそうです。
ゲガール・ムサシがロドリゲスよりは当初の予定通り、オブライエンとやりたいと言ったため、ロドリゲスの過剰減量(未遂)はナシとなりましたが、いくら何でも物理的に無理でしょう。
リコ・ロドリゲスは、桜井マッハ速人がUFC初登場した時にコメンテーターを務め、日本での(高田道場での)滞在経験をもって、
"Martial Arts in Japan is like our baseball. Every kids start training martial arts at very young age, and they look up Sakurai. He definitely is a superstar over there."
と、聞いてる私が「そりゃ、いくら何でも言い過ぎだろう」(笑)と首筋が痒くなるようなことを言っていたので、私は決して嫌いではないのですが(笑)、さすがにもうアリスター・レベルとの好勝負は期待できないし、急なライトヘビー級での試合なんて考えもしない方がいいでしょう。
コメント