日本時間、6月27日午前11時以降。
私は、1000円というお金をこの時ほど損した、と感じたことはありません。
無くしたのなら、まだいい。博打でスッたとしても勝負してる間のエキサイトメントを買ったと諦めがつく。
しかし、私はこの日、1000円を払ってストレスを買ってしまった。これだったら10,000円で茨城に亡命中のカズヒトにでも奢ってやった方がずっといい。
6/27(日)午前11:00というのはカリフォルニア州サンノゼにて行われたStrikeForce: Fedor vs. Werdumの現地時間から16時間先行の日本時間です。
今回のStrikeForceはShowtimeでの放送でした。
私は当初、格闘技動画サイトでの大会終了後のタダ視聴を考えていました。
何故ならばStrikeForceの試合は全米地上波のCBSも、有料チャンネルのShowtimeも、UFCのPPV、そしてSpikeのフリーTVと比べて、動画サイトから速攻、削除される可能性が極めて低いからです。
まあ、太っ腹な訳ね。ヒョードル対ロジャースと、青木対メレンデスもオンラインのタダで生放送、見せてくれたし。
よって、日本のMMAナントカってのが第一回で放送した今回のヒョードル対ファブリシオの一戦、1,000円のPPVを利用するつもりは全くなかったのですが、試合の約一週間前にヒョードル完敗の夢を見てから、「視聴不能の可能性は出来る限り、0%とすべし!」という意識が芽生えてしまい、MMA動画サイトからの、もしもの速攻削除を恐れて当日、1,000円PPVを購入したのです。
そして、頭に来た(笑)。もの凄く。
まず、最初の30分で6回、落ちました。勝手にログアウト。
いちいち、「ナニモノかが貴方のアカウントを利用してタダで視聴しようとしている可能性がある」と出てくるのですが、戻すまでに時間がかかる。
結果、ジョシュ・トムソンがPat Healyを極めた裸絞めのフィニッシュを見られず。
ホームページの「ご意見/お問い合わせ」に「とにかく何とかしてくれ」って送信したの初めてです(笑)。
しかし、これは新しいストリーミング・サイトの初回放送の不手際/不可抗力として許せます。
私がとにかく勘弁してほしかったのが「別スタ被せ実況」。
あれ、たまんねえよ。
これはどういうことかというと、私が最も恐れていたパターンなのですが、サンノゼの会場からのライブの映像を見ながら日本のスタジオでアナウンサーとゲストが喋り、その実況の音声を被せてライブ配信するというものです。
このパターンの最大最悪の特徴は「ライブ感がとことん削がれる」ということ。
スタジオの声を届けるために会場のボリュームレベルは下げられるし、何と言っても会場の興奮のうねりの中にいない人間達が狭いスタジオで「傍観」して喋ってる訳ですから臨場感がゼロ。見事にゼロ。
陣容はアナウンサーとゲスト二人、藤井恵選手と玉袋筋太郎で、玉袋は会場の実況席に座れば、かつてのリングスのイリューヒン・ミーシャ対ランディ・クートゥアーの時のように「実況席の喋り」が出来ます。
しかし、別スタだとどうしても「バラエティーの喋り」になってしまい、緊張感がまるでない。
緊張感がまるでないから、「今、この瞬間にこれがアメリカで行われている」と言えば言うほど、「ちなみに」のノリになってしまい、逆に私が生放送として観ることが出来てない現実を提示されるようでした。
私は玉袋は大好きですが、ヤツの個性を考えれば、今回のような設定なら試合から数日、経った後の「世紀の一戦を振り返る」という趣旨の番組で喋らせるべきだったと思います。
私とて玉袋に「いいから、黙っててくれ」と心中、叫びたくないからね。
私としては日本語の実況などという邪魔くさいものなどに余計な予算を使わずにShowtimeが全米生放送している、そっくりそのままだけをライブ配信してほしかった。
ケージサイドでインタビューを受けるアリスター・オーフレイムの声が聞けず、日本人アナが喋り続けていた時は、怒りのあまり、冗談抜きでクラクラッと来ました(笑)。
まあ、俺があのサイトで格闘技中継を観ることは二度とねえな。
そして、「60億分の1陥落の世紀の一戦」の試合映像は丸4日近く、経って動画サイトから削除される気配、全くナシ(笑)!

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