やっと日本公開が始まった待望の"The Book of Eli"を昨日、観てきました。
まずは、またしても邦題にやられました。「ウォーカー」って実は丸っきり邦題じゃないの。本編が始まってから初めて知りました。
私はオリジナル・タイトルは"Walker"だとAlex Coxが1980年代にEd Harris主演で撮った同名の作品と被ってしまうので、"The Walker: The Book of Eli"として制作され、日本での配給に際して分かりやすく「ザ・ウォーカー」になったのだと思ってました。
日本でアメリカ映画のチケットを買う時に絶対に邦題は口にしないと決めている私が見事に騙されて「ザ・ウォーカー」と口走ってしまいました。無念です(笑)。
私の無念は横に置いといて(笑)、"The Book of Eli"は、とてつもなく骨太の傑作でした。
Denzel Washington, Gary Oldman, Tom Waits, その他のキャストも非の打ちどころのない素晴らしさでしたが、このストーリーを書いた脚本家を私は褒めちぎりたい。
キリスト教に関わらず、宗教という重厚なテーマと真っ向から対峙し、なおかつエンターテイメントとして成立させるという困難な命題とガップリ四つに組んで、奇麗事でもキワモノでもなしに、キッチリと起承転結とfull of surprisesをもって書き上げられたこの脚本、一体全体、どこの天才が書いたのよ!?
映画というのは脚本だけでは当然、成り立たない訳ですが、それにしても今作品の脚本を書き上げたヤツは相当の凄玉だわ。
この映画を観て、一度も「そう来たかあ!」と驚き、舌を巻かなかった人は、書いた脚本家以外、皆無でしょう。
いや、書いた本人も書きながら、キーボードを叩く指の導きに驚いたろうね(笑)。
あのエンディングは、こう言っちゃ何だけど、世界中の牧師にフンドシ締め直させる、形容しがたい強い力に満ちていたと思います。
ちなみに今作品の脚本を書いたGary Whittaというイギリス人のクリエイターは、今から1年半後の2011年冬公開予定の実写版映画「アキラ」の脚本も手がけるってよ!
Who's got not to look foward to it!?

そうかー観てきたかー!私もこの映画にはのけぞりました。舞台を終末とし、そこに「例のもの」を運ぶエリ。牧師として、そのメッセージの強烈さにやられたね。
最後に明かされること、誰もああだとは考えないよな、普通。あれって完全にバイブルのメッセージだよ。聖書、コリント第二の手紙5章7節を読んでみてくれ。
投稿情報: マック | 2010/06/24 08:47
映画館に出かける前に「世俗牧師宣言」での感想を読み直したので、最後のDenzel Washingtonの台詞ではパスターは身の引き締まる想いだったろうと察したよ。
本編で書き忘れたけど、Denzel Washingtonがかけてた、あのグラサン欲しくなったわ(笑)。
それとパスター、「エリ」じゃねえべや、「イーライ」だべや。
投稿情報: たしん | 2010/06/24 09:01