総合格闘技の大会キャンセルのメッカ、韓国がK-1 Korea MAXもキャンセルしました。
総合に関しては私は韓国での大会開催が発表されると即座に「どうせ、キャンセルだろう」と思うのが常で、実際にすべからく大会中止の結果になっています。
私の知り合いの格闘家が総合での試合のチャンスを得たとして、場所が韓国だったら私は迷わず、止めた方がいいよ、と口を挟むでしょう。
どうせ、大会そのものがキャンセルになるから。
政府の認可とか色々と面倒があるらしく、韓国はMMAの興行という点では非常に難しい国です。
しかし、これが立ち技になると話しがガラリと変わります。
キックボクシングとなると興行開催の厳しい規制はなく、スポンサーも比較的、集まりやすいようで、K-1の韓国でのイベント開催は定着しており、今までで大会キャンセルの前例はありませんでした。
にも関わらず今回、K-1 MAX韓国大会が開催中止になった理由は単純明快で、サッカーのワールドカップと同時期だから。
日本も現在、ワールドカップで盛り上がっていますが、韓国のサッカー熱は日本に輪をかけた熱さで4年に一度のワールドカップ開催期間中はサッカー以外のあらゆる産業の業績が思いっきり落ちるのだそうです。
よって一番、煽りを食う他種目スポーツであるK-1は集客の見込みが立たずスポンサーも集まらないということでキャンセルの決定が成されたそうです。
どう考えても時期に関しては何年も前から(数十年前から)決まっている訳ですから最初から外せばいいだろう、と思わずにいられない話しです(笑)。
ワールドカップ開催時期というと即座に思い出すのが8年前の2002年6月23日、PRIDE 21におけるドン・フライ対高山善廣の驚天動地のドツキ合いです。
足を止めて打ち合うどころか両者ともに左手で相手の頭をロックアップし、ひたすら右の拳で殴り合う奇跡のような魂の攻防、リングサイドの外国人選手達が口アングリとなった伝説の殴り合い。
私の極私的2002年度のベストバウトは8月28日の国立代々木競技場、Dynamite!でのノゲイラ対サップ戦ですが、PRIDE 21のドン・フライ対高山戦は第二位です。
あの二人の魂のドツキ合いは同時期開催の日韓共催ワールドカップ・サッカーに負けてなるものか、という大きな大きなプライドの賜物に他なりません。
DREAM15開催の7月10日はワールドカップの三位決定戦が行われる日ですが、メインのDREAMライト級タイトルマッチで遂に対峙する初対決の宿命のライバル、青木真也と川尻達也には、目の前の相手の向こう側の巨大な対戦相手、サッカーワールドカップをノックアウト/タップアウトする意気で最高の試合を見せてほしいと切に願います。

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