私はJohn Cusackの大ファンです。
名前でピンと来ない人は、最近では"2012"の主役の物書き/父親を演じた中年初期の「永遠の兄ちゃん」俳優といえば分かってもらえるでしょうか。
私はJohn Cusackは私と同い年だと、ず〜っと思っていました。
何故かというと、1997年公開の"Grosse Pointe Blank"という、懐かしのベニー・ユキーデまで出ているアクション・コメディーで、主役の殺し屋、John Cusackは卒業10周年のhigh school reunion(高校の学年の同窓会)に出席します。
学校の体育館で行われたパーティーには"Class of 1987"の横断幕が掛かっており、これは1987年に卒業した学年を意味します。
これを見た私は単純に「おお〜、John Cusack、俺とタメかよ!」と嬉しくなったのです。
しかし、Wikiによれば1966年生まれで私よりちょいと上でした。
まあ、それでも同世代です。
さて、アメリカでの公開は既に終了し、日本公開が待ち遠しい"Hot Tub Time Machine"というコメディーがあります。
これは、私と同世代の中年のダチ数人がスキー場のロッジの野外Hot Tub(ジャクージ/泡風呂)に皆で浸かってワイワイ飲んでいるうちに1986年にタイムトリップしてしまう話しです。
プレビューに流れる曲はINXSの"What You Need"とDead or Aliveの"You Spin Me Round"。
スキー場にはカセットテープのウォークマンやMIAMI VICEのTシャツやIron MaidenのTシャツやレッグウォーマーなど当時を偲ばせるアイテムが登場し、今では考えられない、レストハウスで煙草を吸ってるヤツまでいます。
私がとにもかくにも「どっひゃ、なっつかしい!」と興奮したのは「クオーター」です。
今時のアメリカの大学生がクオーターをやるものか?と考えると、少なくとも私の大学時代ほどはやってないことは確かで、私がフィラデルフィアに越してきた時もテネシーに比べれば驚くほどマイナーでした。
要は、クオーターというのはアメリカの田舎の酒飲みゲームです。
そして"Hot Tub Time Machine"での扱いを見ると1968年生まれの私と同世代の連中が週末毎の馬鹿騒ぎで興じていた過去の遺物であるような気がします。
2006年公開の"Beerfest"という、青少年達にはちょっと見せられない酔っぱらいコメディーでもCGで描かれた超絶テクのクオーターのシーンが登場します。
クオーターというのは細かく枝分かれしたルールがありますが、基本は¢25コイン(クオーター)をテーブルにバウンドさせてショットグラスの中にチャリンと入れるゲームです。
クオーターの表面をテーブルにバチンと当てて弾ませ、弧を(放物線を)描いたクオーターがショットグラスにチャリンと入る、というのが一般的なやり方ですが、"vertical"のパターンもあります。
これは中指と親指でクオーターを縦に挟み、タイヤが高い所から軽く回転しつつ落下するのと同じイメージでテーブルに落とします。そしてバウンドして回転を続けショットグラスにチャリン。
このverticalで、"The Japanese Party Animal"と呼ばれた私は「ツーバウンド」が出来たのです(笑)。
ツーバウンドというのは読んで字の如く、指から離れたクオーターがテーブルで弾み、飛び上がって落ちて、また弾んで、チャリン。
私以外のこの凄技の使い手と出会ったことはありませんでした(笑)。
テーブルによって、よく弾む/弾まない、の違いも結構あり、一番よく弾んだのが、トオルという日本人のダチがひと夏、借りた一軒家のダイニング・テーブル。
サンディエゴのパスター・マックなら、まざまざと目に浮かぶことでしょう(笑)。

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