「映画の中の坂本龍馬」の最終回は坂本龍馬が登場する次なる映画、12本目の龍馬ムービーで坂本龍馬を演じるに最適な役者は誰か?の考察です。
我が愛読誌kamipro最新号の特集「幕末」でインタビューを受けているプロレス/格闘技ファンとして名高く武田鉄矢の物真似の第一人者である三又又三にとっての龍馬イズムというのは、
「誰からも頼まれたわけじゃないのに動く」だそうです。
そして三又の考えでは、「龍馬伝」の福山雅治は国から(国営放送のNHKから)「あなたは女にも人気があるからやってください」と頼まれてやっている。もう、そこからして龍馬じゃない(笑)。
確かに武田鉄矢などは役者としてデビューした時から、いつかは憧れの坂本龍馬を演じてみせる!と、「誰からも頼まれたわけじゃないのに」目論んでいたことは容易に想像できます(笑)。
前編では11人の龍馬を演じた俳優を紹介しましたが、ドラマや舞台にまでフィールドを広げると更に様々な役者陣が坂本龍馬というキャラクターに挑んでいます。私が知っている名前を羅列してみると、
北大路欣也、浜田雅功、市川染五郎、福山雅治、中村敦夫、藤岡弘、夏八木勲、中村雅俊、世良公則、竹脇無我、佐藤浩市、仲村トオル、玉木宏、内野聖陽、西城秀樹、松重豊。
今回は、この16人と映画の11人、計27人以外の適役を考えてみます。
まずヴィジュアルですが、定説で身の丈6尺の大男だった龍馬ですから「幕末青春グラフィティ Ronin坂本龍馬」の武田鉄矢のような前例はあるにしろ、出来ればある程度のタッパは期待したいところです。
そして痩身と太めも芳しくありません。
顔は美しく整ったハンサムは好ましくなく、ゴツゴツとワイルドで男っぽい二枚目が理想です。
そして私の個人的意見ですが演技に見えない自然さで大声で笑えること。
10年前なら伊原剛志と堤真一を推すところなのですが、31歳で亡くなった坂本龍馬を演じるには現在46歳の伊原剛志と同じく45歳の堤真一は年をとり過ぎています。
という訳で私が推す12人目の銀幕の中の坂本龍馬は香取慎吾、33歳。
過去にテレビドラマで近藤勇を演じたのがネックになるかもしれないけど、そこは忘れましょう。
ハットリくん、孫悟空、両さん、座頭市、と来て龍馬となれば、慎吾ちゃんの大ファンの私の息子は相当、喜ぶでしょう。
ちなみに演技者として成り立つかどうかを全く考えないで一人、挙げるとすれば(とにかく顔で選んで)プロレスラーの高岩竜一(たつひと)です。
それと、我々一般人にとって一番、馴染みの深い坂本龍馬の写真は病に冒されてからの写真であって、実際はあの写真よりもずっとハンサムだったのだ、という説もあります。
ならば12人目の坂本龍馬に伊藤英明、34歳か、坂口憲二、34歳いう飛び道具もあるのですが、この二人だとちょっと女性ファンがつき過ぎている弊害が出る気がします。
私は伊藤英明も坂口憲二も魅力的な役者だとは思いますが、この二人のモテ男で龍馬ムービーを作る場合、制作側が女性ファンを引っ張り込む為に昨今、外国映画のラブコメの邦題で使われ続けている馬鹿の一つ覚え、
「七・五調 + 恋 + レシピ」を使う恐れがあります。
結果、どうなるかというと、タイトルが
「恋する龍馬の幕末レシピ」
なんぞという愚の骨頂になってしまうかもしれません(笑)。これは駄目だ!
最後に龍馬以外の物凄く思い切ったキャスティングを一つ。
西郷隆盛役に荒川良々でどうだ!
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