忘れ得ぬ選手入場シーンの第六回は2002年7月13日、UFC初のイギリス大会、"UFC38: Brawl At The Hall"で超・衝撃的UFCデビューを果たした須藤元気です。
この日の須藤元気は入場から試合後まで筆舌に尽くし難いインパクトをイギリスとアメリカの格闘技ファンにブチかましました。
以前も書きましたが、派手な入場シーンを売り物にする三人の総合格闘家、桜庭和志、須藤元気、郷野聡寛、の入場で、私が心の底から興奮したのはそれぞれ一度ずつしかなく、須藤のベスト入場シーンは、このUFCロンドン大会の時です。
会場のロイヤル・アルバート・ホールは由緒正しき劇場なので客席がすり鉢状ではなく垂直に切り立ったカンジで設計されています。ホントに着飾った紳士淑女がオペラを観に来るような雰囲気の箱で、どちらも行ったことはありませんが(笑)、水道橋のJCBホールに非常によく似ており、もっと格調高くしたカンジです。
そして当時のUFCは最近の「アリーナの床を歩いての入場」ではなく、私の記憶では毎回、オクタゴンのマットと同じ高さの固定花道が設置されていました。
そして、この花道がロイヤル・アルバート・ホールという箱にバッチリ、マッチしていました。
ちょっと不確かですが、私の記憶では須藤と地元・イギリスの超・童顔ファイター、レイ・レメディオスの試合はPPVスタート後最初の試合だったと思います。
オープニングの音楽が終わり放送席のコメントが終わって"The first bout of the evening"として花道に出て来たのは確か天狗の面(だったと思う。他の純和風の面だったかもしれません。「ひょっとこ」ではなかった)を被り面に合わせた純和風の(大相撲の行司のような)服を身に纏った須藤元気。
音楽は能の舞台のような和太鼓だったと思います。
そして、ただ歩いて花道を進むのではなくカクカクと直角的な動きのパントマイムでゆっくりゆっくりと進み、オクタゴンに入る前には、両手から蜘蛛の糸のような白い糸が数十本パーっと広がるアレ、アレまでやりました(笑)。
とにかく会場内のどよめきはハンパじゃありませんでした(笑)。
当時は今ほどネット動画が広く浸透していた訳ではありませんから、我々、日本人の格闘技者がよく知っている須藤元気のトリッキーなファイト・スタイルは欧米ではよっぽどハードコアな好き者じゃないと知りません。
よって、入場で大きくどよめいた後、試合開始と同時に、お馴染みの相手に背を向けて自分の肩越しに見合うスタンスを須藤がとった時、また驚きと戸惑いと笑いの大きなどよめきが起こりました。
試合はスルスルとレメディオスのバックに絡み付いた須藤が胴締めチョークで一本勝ちを納め鮮烈なるUFCデビューを飾りました。
そして試合後はカメラに向かって万国旗に"WE ARE ONE"とプリントされた旗を掲げ笑顔でアピール。
最初から最後までオリジナル・タレントあふれる須藤元気劇場でした。
バックステージで試合はないけど会場に来ていたティト・オーティスに「お前は目茶苦茶、人気が出るぞ! 頑張れよ!」と言われたそうですから。

須藤選手は絶対、アメリカの方が
人気が出そうでしたよね~~~
たしか動画で見た記憶が・・・
もうひとつUFCで、花吹雪を扇子で散らしたのも
自分は鳥肌が立ちましたね~~~
自分は、結構一人でいろいろやってたのが
実験的でおもしろかったですね~~
才能がありすぎるのか?
引退後も、いろんな分野で活躍してますね~~
World Worder はPVよかったですよ~~~
一瞬、逆回しした?ってシーンがありました~~
また試合がみたいですね~~
投稿情報: ケーシー | 2010/05/15 07:44
須藤元気がUFCでDuane Ludwigに逆転負けした時は信じられませんでした。
役者としても出演映画4本全て観ていますが素晴らしいと思います。
4本のうちの1本は、6人ぐらいの監督のショート・ストーリーのオムニバスで監督もしているのですが中々おもしろかったです。
須藤元気本人の役は地球人の恰好をした宇宙人。
本は読んだことがないのですが、「キャッチャー・イン・ザ・オクタゴン」という作品は、theが「ザ」じゃなくて「ジ」だろうという文句はあるもののタイトルのセンスが滅茶苦茶いいですね。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」(原題:"The Catcher in the Rye")のパロディーです。
投稿情報: たしん | 2010/05/15 08:00