UFCの本戦ナンバーシリーズが行われる会場は殆ど全て内部が楕円形、というか直線2本と半円2つを繋げたカタチになっています。
これはバスケットボールやアイスホッケーのコートの長方形に合わせた設計で、日米ともに殆どの大会場はこの形態でしょう。
一番、代表的なのは横浜アリーナでしょうか。
UFCの大会では通常、半円の部分の客席上方に少し間を空けて3つの大モニターが設置されます。合計6つ。
ついにはっきりと白黒がついた"UFC 113: Machida vs. Shogun 2"から早くも丸4日、経ちましたが、会場となったカナダ、モントリオールのBell Centreという会場はソールドアウトの大観衆で熱く盛り上がっていました。
このベルセンターはNHL(アイスホッケー)のゲーム設定で21,000人収容の大会場です。
そして、私は少なからず驚いたのですが、会場にはいつも通りの6つの大モニターの他にオクタゴンの真上に四面モニターも設えられていました。
最近はあまり見ませんが昔はよく横浜アリーナで使われていた、リングの真上に天上から降りる状態で設置される四角錐の横4面すべてがモニターになっている、あれです。
ベルセンターの天上フレームは総重量6,8トンの照明機材を設置できるようになっているそうです。
あの4面モニターは客席がリングから遠くになるほど見やすいという優れもので、初めて写真で見た時(多分、天龍のSWS旗揚げだったと思います)、「これはいいなあ」と感心しました。デザイン的にもかなりカッコよかった。
あの4面モニターの優れたところは遠くから見やすい他に、モニターを見る視線の方向がリング/ケージと同じであるところ。
壁設置型のモニターだと、どうしてもリング/ケージとモニターをキョロキョロと視線、ないしは首までも動かして見なければならないのでイマひとつ集中し切れない時があります。
あのベル・センターの大観衆は、どのセクションのシートでも快適に観戦できたことと予想します。
私が今までに目撃した中で最悪のモニター設置位置というのは、2003年2月28、アトランティック・シティー随一の大会場、Boardwalk Hallにおける"UFC 41: Onslaught"です。
この大会はメインでティム・シルビアがリコ・ロドリゲスをワンパンKOで下してヘビー級新王者となり、フランク・ミアがタンク・アボットを1ラウンド僅か46秒で、前日に私が柔術の道場で習ったばかりの前方回転式トー・ホールドでタップさせ、ライト級新王者決定戦で宇野薫とBJペンが熱戦の末、ドローになり、マット・リンドランドとフィル・バローニが両者にとってのキャリア・ベストバウトと言える魂の大熱戦を展開した、試合内容でいえば最高の大会だったのですが、モニターの設置位置は最悪でした。
モニターはサイズは大きいのですが入場ゲート上部に一つだけ。
私の100ドルのチケットは楕円形の横直線部分で日本でいうところのスタンドS。
オクタゴンもモニターもよく見える快適な席でしたが、最悪なのは当時、一番、高かった250ドルのチケット・ホルダーの中で、入場ゲートとオクタンゴンの間の花道沿いに座っていた人達。この人達の席は当然、オクタゴンに向いていますがモニターを見るには180度、体を回して後ろを見なければいけません。
あれはマジで気の毒だった。
私の個人的な好みでは、両国国技館以外の大会場では、アリーナ席がひな壇にならない限り(滅多にならない)、スタンドSが一番、見やすいと思います。
今月29日のDREAM14さいたまスーパーアリーナ大会のチケットもスタンドSです。

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