去る4月17日、日本格闘技界を背負って世界タイトルマッチの金網に入った青木真也は残念ながら完敗を喫しました。
王者、ギルバート・メレンデスはシーザー・グレイシー・アカデミー所属の仲間達と一丸となって徹底して青木対策を練って試合に臨みました。
その青木対策の戦術は徹底したヒット・アンド・アウェーとタックルに対するsprawl(切ること)、そして組まれたら金網に押し込んで仕掛けのスペースを潰すことでした。
レフェリーのブレイクのタイミングが早めだったこともあり、組みの展開に持って行けない、青木と青木目線で応援している私にとってはフラストレーションの溜まる展開でしたが、例え手首ひとつ、足首ひとつでも青木に掴まれたら組み技のイニシエーションになり得てしまう、というメレンデス・サイドの恐怖は十分に伝わってきました。
とにかくメレンデスは「strikeして離れる、掴まれたら引き込まれる前に振り払う」を徹底して遂行しました。
青木が組めば関節技地獄、というのは青木ーメレンデス戦の大きな見どころであり、StrikeForce中継の名アナウンサー、Mauro Ranalloは青木を評して実にうまいことを言っていました。
Aoki is a human fly-paper. You touch him, he sticks!
(青木は人間蝿取り紙です。触れば、ひっつきます!)
アメリカでも昭和の味わい深い、昔懐かし、蝿取り紙は売っているのです。

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