今月22日のDREAM13でアンドレ・ジダと対戦する、日本にとっての「未だ見ぬ強豪」KJ Noonsは初代Elite XCライト級王者です。
Elite XCというのは現在、UFCを猛追するStrikeForceの前身で、大雑把に言えばDREAMにとってのPRIDEのようなものです。
KJ NoonsはElite XCの現役王者のまま、6歳の頃から親しんできたボクシングに専念し、プロボクシングでの契約を終えてMMA復帰の契約をStrikeForceと結びました。
そして、復帰戦がStrikeForceでなく業務提携先のDREAMに決まり、アンドレ・ジダとのStrikeForce対DREAM対抗戦を闘う運びとなりました。
彼の戦績はMMAが7勝2敗、プロボクシングが11勝(5KO)2敗です。
彼はLA在住のスポーツ・ジャーナリスト、三尾さんによる休刊前の格闘技通信のインタビューで「MMAとボクシング、両方のスポーツを同じだけ愛している」とし、
「MMAはアートであり、ボクシングはサイエンスだ」
と言っています。
かつての佐山聡のように格闘技を理論立てて語ることの出来る知性の存在は総合には不可欠です。MMAをバイオレンスと観るメディアを相手に知性を持って語れる、例えばリッチ・フランクリンのような存在というのは、特にMMA未開の国を開拓していく時に非常に重要です。
とかく、MMAはバイオレントと断定されてもボクシングは許容される向きがありますが、KJ Noonsは両方でのキャリアを確立しているので、スポークスパーソンとしては、これ以上なく適任です。
彼がジダ戦をクリアーすれば、MMAボクシングのKJ Noons対MMA空手の菊野克紀や、MMA柔術の青木との対戦も見えてきます。楽しみは尽きません(笑)。
ちなみに三尾さんのインタビューの中で「現在のMMAライト級でトップ5の選手は誰だと思う?」という質問に対し、KJ Noonsは、BJペンが間違いなく最強で、青木真也とエディ・アルバレスが続き、あとはヨアキム・ハンセンと彼自身と答えています。

コメント