「20世紀少年」の三部作は特に観たかった訳でもないのですが成り行きで全部、観てしまいました。
三作、通して私が一番、好きなシーンは高橋幸宏のベーシスト姿です。あれはブッコ抜きでカッコ良かった。私、齢41にもなって「こういう大人になりたいものだ」と思ってしまいました(笑)。
それと、唐沢寿明と唐沢寿明、演じるケンジの少年時代を演じた子役のマッチングは出来過ぎのパーフェクトさでした。「この子が大人になったら、こうなるな」という顔の造りの説得力がハンパじゃありませんでした。
この手の「一人の登場人物を世代で分けて複数の俳優が演じる」というパターンは数え切れないほどありますが「20世紀少年」の唐沢寿明と西山潤という子役ほど、ピッタリ、ハマった例はないと思います。
80年代に初老の主人公をMartin Sheen、その若い頃を息子のEmilio Estevezが演じた飛び道具がありましたが、唐沢寿明と子役の方が凄いと私は思います。
この飛び道具は「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」のオダギリジョーのオカンの現代と若い頃でも見られます。あの樹木希林と内田也哉子の母子の二人一役の説得力も凄かった。
この手のキャスティングは首を傾げざるをえない方が圧倒的に多いのですが、"Memoirs of a Geisha"(邦題:"SAYURI")のZhang Ziyiと大後寿々花という子役のマッチアップも見事にピッタリだったと思います。
「いくら何でも、こりゃあねえべや」というパターンを書き連ねてしまうとお叱りを受けることもあるかもしれないので二つだけ書かせていただくと(笑)、1995年公開の「南の島に雪が降る」で、高橋和也がトシとったら菅原文太になっちゃった(笑)のと、2007年公開の「オリヲン座からの招待状」で、加瀬亮がトシとったら原田芳雄になっちゃった(笑)パターン。「え?」というカンジで、自分はストーリー展開についていけてないのだろうか?と一瞬、不安になりました(笑)。
それと二人一役ではありませんが、私がかなり好きなKevin Smith監督の"Jersey Girl"でJennifer Lopezの娘を演じた可愛らしい女の子は、ジェニファー・ロペスに娘が出来たら、まさしくこんなカンジだろう、というレベルの顔立ちで、「よく見つけたもんだなあ」と感心しました。

確かに、「20世紀少年」のキャスティングは素晴らしかった。
私は、原作漫画を3回ぐらい繰り返して読んだのですが、ほとんどの違和感なく観ることができました。
あのプロレス好きな双子のいじめっ子、ヤンボー、マーボーも、漫画そのまま! あれって、CGなんでしょうか? それとも・・・
投稿情報: オーハ | 2010/03/04 01:24
すみません、思い出したので連投です。
ひとり二役といえば、「プリティー・リーグ」、観ました?
1940年代、プロ野球選手が次々に戦争に取られ、苦肉の策として、女子プロ野球リーグが結成されたという、実話を基にした映画です。
キャッチャーでチームの花形にジーナ・ディヴィス、チームメイトにマドンナ、元名選手、今は酔っ払い監督にトム・ハンクスといったキャスティング。
このメンバーが、数十年後に再会するのです。これが、老けメイクではなく、別人なのですが、よくまあ見つけてきたと思えるほどぴったりなのです。
ちょっとびっくりしたのを覚えています。
投稿情報: オーハ | 2010/03/04 01:35
あの双子はCGってことはないんじゃないですか。
大人になって一度、痩せて佐野史郎のデュープレックスになり、その後、また太った時の特殊メイクはここ数年の流行りのテクニックですね。
原作って、Wikiには全22巻プラス続編上下巻と書かれてますが、それを通して3回ぐらい読んでしまうくらい、おもしろいのですか。
浦沢直樹って、私は「YAWARA!」も含めて一回も読んだことないです。
邦題が「プリティー・リーグ」になったと知った時に「ありがちだなー(笑)」と笑った"A League of Their Own"は、そういえば再会する時の俳優達は別でしたね。
トム・ハンクスがベンチに寝そべってウィスキーをラッパ飲みしてたのが一番、印象に残ってます。
あの映画を撮ったのって当時、まだ小数派だった女流監督なんですよね。といっても、かなりのヒットメーカーなのですが。
トム・ハンクス絡みでは"Big"も同じ監督です。
投稿情報: たしん | 2010/03/04 02:31
私があの映画でいちばん印象に残ったのは、
トム・ハンクス演じる監督が、初めて彼女たちと顔を合わせるロッカールームのシーンです。
往年の名選手である監督に、女性選手たちは敬意を表して立ち上がるのですが、二日酔いでヘロヘロの彼は、それを無視して、まっすぐトイレへ。そして、長い、長い、長~い放尿をするのです。
呆れた彼女たちが、それをストップウォッチで計る。
あの時の、ジョロジョロジョロジョロジョロジョロジョロジョロ・・・ジョロ、ジョロッ・・・という音が耳に残っています。
そういえば、トム・ハンクスは、「グリーン・マイル」の中で、放尿の快感をその表情で伝えきるシーンがありましたね。
トム・ハンクスは、世界一、放尿シーンが上手なアクターなのかもしれません。
投稿情報: オーハ | 2010/03/05 22:00
"A League of Their Own"のトム・ハンクスの放尿は忘れてました。
"The Green Mile"は、普通に放尿することの出来るありがたさを感じることの出来るキッカケとなる、その前の感染症の苦しみの演技が印象的です。
忘れられないのが、心配そうに声をかける看守の一人に対して言う、
"I feel like I'm pissing a razor blade"
という台詞。
思わず股間を押さえてしまうほど痛みが伝わってきました。
投稿情報: たしん | 2010/03/05 22:14
そういえば、森田芳光が書いた短編の脚本を若手監督達に撮らせる「バカヤロー!」シリーズ3本目の、大渋滞の高速道路で尿意と闘う平田満の最後の開放感に満ちた表情も良かったです。
投稿情報: たしん | 2010/03/07 23:38
はい、はい、はい! 思い出しました!
あの時の、気持ちよさそうな顔。覚えています。
でも、確か、長く続く放尿の後半、快感に身をゆだねていた平田満が、「あれ? このままじゃあ、あふれるんじゃないか?」という懸念で、ハラハラし始めるんじゃなかったでしたっけ?
投稿情報: オーハ | 2010/03/08 16:48
そして、最後の一滴で空き缶がギリギリいっぱいとなるのですね(笑)。
あのカミさんはロクでもなく、息子は立派だった。
投稿情報: たしん | 2010/03/08 17:05