2月7日のスーパーサンデー、NFLの年間最大行事、スーパーボウルが74,000人の大観衆を集めてマイアミで行われ、Indianapolis Coltsを下したNew Orleans Saintsがスーパーボウル初出場初優勝に輝いてから早くも5日、経ちました。
我が街フィラデルフィアのEaglesは残念ながら5年ぶりのスーパーボウル出場はなりませんでしたが、全米で一番、熱いスポーツ・ファンの怒濤の熱意に満ちた、来年、Cowboy Stadiumでの、
E! A! G! L! E! S! EAGLES!
の炸裂を期待します。
さて、熱き血の滾る(たぎる)フィラデルフィア・スポーツファンならば、Mark Wahlberg主演の2006年度公開の映画、"INVINCIBLE"は観ておかねばなりません。
ポスターを観ただけで体内の血液の沸騰を実感することでしょう。
これはアメリカン・フットボール版"ROCKY"で、しかも実話です。
舞台は"Rocky"同様、South Phillyで、言ってみれば下町。私にとっては身近なエリアです。
1976年にPhiladelphia Eaglesの監督に就任したDick Vermeilがシーズン・スタート前に新しい試みとして、参加資格を特に問わないオープン・トライアウトを実施します。
多くの使い物にならない、ただのファンに混じってトライアウトを受け、仮入団のようなカタチでただ一人、合格するのがMark Wahlberg演じるVince Papale。
この人はフィラデルフィア市内の大学で陸上競技をやっていたものの、トライアウトの時点では30歳で地元・サウス・フィリーの多くの友人達と「草フットボール」に興じる普通の運動神経に優れた一般人でした。
彼は仲間達がたむろする安酒場のバーテンダーをしており、カミさんには家財一切合切、持って出て行かれ、おまけに捨て台詞の置き手紙、
You will never be anything in the world.
を被弾して途方にくれる、現代の卑しさ極まりない醜い日本語表現でいうところの「負け組」でした。
その彼が地元の多くの社会的にパッとしない仲間達に支えられ、「下町の立志伝中の英雄」として期待され応援されて、プロ・フットボール・プレーヤーとしてEAGLESで活躍する話しです。
彼は実際にEAGLESに在籍した1976-78年度のシーズン中、そのサクセス・ストーリーからRockyの愛称で親しまれていたそうです。
人間、齢30になって人生の全てが希望した通りになってるヤツなんていない訳で、運と実力と努力で日々の鬱屈した生活から、立派でも有能でもない仲間達と繋がったまま這い上がっていくヤツの物語というのはビンビンに心に響きます。
作中、どういう経緯だったかは忘れましたが、主人公の職場のバーでニューヨーク出身の女の子が働き始まります。
こいつが仕事中、店内でNew York Giantsのジャージを着てやがんだよ!
まあ、いい度胸なのですが、店内のロクデナシ達同様、私もムカついたわ(笑)。

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