今年五月公開の「座頭市 THE LAST」で香取慎吾が座頭市を演じます。
私の小学校五年の倅は、映画でハットリくん、孫悟空、そしてテレビで両さんを演じた慎吾ちゃんの大・大ファンで、去年の誕生日、パーティー開催の替わりにニューヨークのオフブロードウェイで三谷幸喜演出の香取慎吾の舞台、"TALK LIKE SINGING"を鑑賞したほどです。
しかし座頭市となれば、綾瀬はるか主演でさえ、かなりバイオレントなシーンがあったので倅といっしょには観ないつもりです。
監督が私が敬愛してやまない阪本順治ですから私の期待度は倅以上でしょう。
さて、正式に座頭市のアダプテーションであるとされている、"Blind Fury"というアメリカ映画もあり主演のベトナム帰還兵の盲目のSword masterをRutger Hauerが演じています。私も結構、好きですが、学生時代のアメリカ人の友人達の評判が不気味に良かったのを憶えています。
このRutger Hauerを含めて、勝新太郎、ビートたけし、綾瀬はるか、と来て5人目の座頭市を香取慎吾が演じる訳ですが、タイトル通り、これが最後の座頭市となる模様。
座頭市の映像化権というものを持っている人が「この先、いかなるメディアでも座頭市を映像化することはない」と言っているそうです。
とは言っても、この世に絶対はありません。宇宙戦艦ヤマトなんて何回、「これが最後」と言ってきたことか(笑)。大仁田厚とテリー・ファンクは一体、何度、引退して復帰したか。
この映像化権を持っている人がこれから先、ゴーサインを出すことがなくとも、権利の売却先、相続先が許可すれば六人目の座頭市は誕生します。
その際にはぜひとも杉本哲太にやってほしい!
綾瀬はるかの「ICHI」の中で、少女時代の市を世話し稽古をつける、父か父代わりの盲目の剣の達人として杉本哲太が登場しますが、100人中99人が「このまま、座頭市で行けるだろう」と感嘆の声を上げるであろうハマりっぷり!
ぜひとも、あのままで一本、撮ってほしい。
恐らく本人もスタッフも相当、盛り上がったはず。若いスタッフは間違いなく、
「全然、イケてますって!」と言ったことでしょう(笑)。

1人目の座頭市シリーズのアメリカ国内ライセンス配給に関わっていました。もう20年近く前の事ですが、当時もアメリカの業界人の間での評判が不気味に良かった事を覚えています。
投稿情報: M | 2010/01/28 12:02
やはり、見たことのない、master/達人に対するビッグ・ウェルカムでしょうね。勝新の想像力はタダゴトじゃないです。
投稿情報: たしん | 2010/01/28 13:13
「ブラインド・フーリー」! 懐かしいです! 十数年前に観ましたよ。
監督が座頭一の大ファンで、この映画を撮ったと聞いたので、レンタルビデオショップで探し出したのです。
ジャングルの中で負傷し、視力を亡くしたルドガー・ハウアー演じる主人公。それを現地の人が助けて、自分の村に連れて帰るんですが、盲目になった主人公は、村人から居合い抜きを習います。
「おいおい、なんで、ベトナム人が居合い抜き?」と突っ込みを入れながらも、楽しく観ました。この映画の見所は、ガン対仕込み杖ですよね。
確か、最後はルドが涙を流し、「目を失った俺も、涙が出るんだ・・・」みたいなことを言ったと記憶しています。これって、オリジナルの作品でも、勝新さんが言ってた台詞じゃなかったでしたっけ?
投稿情報: オーハ | 2010/01/29 22:55
訂正。
邦題は、「ブラインド・フーリー」ではなく、「ブランド・フューリー」でしたね。
タイプミスです。
投稿情報: オーハ | 2010/01/30 22:53
私、二十歳の時、テネシーのド田舎のモーテルのテレビで一人でRutger Hauerの"Hitcher"を見た時の恐怖が強烈で、"Blade Runner"など屁の突っ張りにもなりません(笑)。
そして、あの恐ろしき存在感を維持したまま正義の味方を演じた、っていうのが"Blind Fury"の最大のポイントです。
投稿情報: たしん | 2010/01/31 04:24