来年2月20日のUFC初のシドニー大会の主要カードが発表になりましたが、かつての(とはいえ、ほんの数年前)PRIDE全盛期を知るファンにとってはタマラナイ豪華なラインナップとなりました。
PRIDEの歴史を支えたスーパースター三人、ノゲイラ、ヴァンダレイ、クロコップの揃い踏みです。
PRIDEは最盛期において毎回毎回、本当に豪華なカードで勝負していました。
第一試合でも、修斗、パンクラス、DEEP、King of the Cageに持って行ったら確実にメインというレベルの高さで、例えUFCでも、PRIDEの休憩前最後の試合あたりを持ってくればメインとして成り立つような、まさに世界最高峰の格闘ステージでした。
そのPRIDEで常にメインを張っていたノゲイラ、ヴァンダレイ、クロコップは既に伝説のベテランと化し、クロコップに限っては完全に引退へのカウントダウンは始まっています。
それでも三人とも頂点へのイバラの道以外の何物でもない、若手トップグループとの試合に挑みます。
Antonio Rodrigo Nogueira vs. Cain Velasquez
Wanderlei Silva vs. Michael Bisping
Mirko CroCop vs. Ben Rothwell
ノゲイラーヴェラスケス戦の勝者は次期ヘビー級王座挑戦者として、ほぼ当確でしょう。
ヴァンダレイービスピング戦は恐らくはキャッチウェイトではなくヴァンダレイ初のミドル級の試合となります。ヴァンダレイにとっては、もし負ければ、ランペイジ、フランクリンに続いて三連敗。33歳の若さで「元・超一流」に成り下がってしまいます。
ビスピングが勝てばミドル級王座挑戦に大きく近づくことになります。
クロコップは前回のジュニオール・ドス・サントス戦での「全くいいところなく最後には戦意喪失した最低の中の最低の完敗」を観てしまった時、私は「もう引退してくれ」と思ったのですが、闘志と契約はまだ残っているらしく、中、五ヶ月での復帰となりました。
相手はメインでノゲイラを相手にヘビー級王座挑戦を賭けて闘うヴェラスケスに前回、シバキ回されてKO負けしたベン・ロスウェル。
ここで負けるようならクロコップのUFC王座挑戦の可能性はついえるでしょう。
実際、クロコップには「とにかく打撃で前に出てプレッシャーを与え続けること」という対策が完璧にマニュアル化しているのが現状なので、ロスウェルは徹底的に前に出て来るでしょう。
20代でヘビー級リミットいっぱいの265パウンド(約120kg)のロスウェルのプレッシャーを現在のクロコップが凌げるとは正直、私には到底、思えません。
UFCは、このオセアニア初開催のイベントに並々ならぬ力を注いでおり、PRIDEスーパースターズの三試合以外にも、かなり好カードが揃っています。
元々、格闘技熱は決して低くない国だし、オーストラリアを代表する、エルビス・シノシック対クリストファー・ヘイズマンの試合も発表されています。
これだけ豪華ならば成田ーシドニー、10時間弱、いっちょ行ってみっか、と思うのが人の性。
しかし!UFC史上二位のスピードで16,500人収容、横浜アリーナ・クラスの会場のチケット、即日完売!

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