割と有名な話しですが、長渕剛の代表曲の中の一曲、「乾杯」は長渕が若く貧乏だった頃に親友への結婚祝いで書いた曲です。
親友の結婚に際し、お祝いを包む余裕も買う余裕もない貧乏だった長渕が自分に出来ることは餞(はなむけ)の曲を書くことと考え、弾き語りで送ったのが「乾杯」です。
その曲が、お金のかかった結婚披露宴で歌われることを素直に喜ぶことは出来ない、と長渕は言います。もっともなことだと思います。
いつの間にか自分の誕生日がイルミネーションとプレゼントと豪華な食事の日になっちゃったジーザスも似たような気分じゃないかと察します。
乳幼児用のベッドにすら寝かせてもらえない境遇で生まれた自分の誕生日が一年中で一番、お金が消費される日になっている訳ですから「何だか、おかしな塩梅になってんなあ」と草葉の陰から思ったとしても不思議ではありますまい。
一流ホテルのスイートじゃないんだよ、馬小屋だよ、馬小屋。
中期の「美味しんぼ」で、ガールフレンドとのクリスマス・ディナーのレストラン選びにやっきになっている若者に対し、母親が「キリストさんを信じてる訳でもないのにクリスマスを祝うのはキリストさんに失礼だろう」と苦言を呈します。けだし名言です(笑)。
ジーザスは仲間達や多くの他人に愛されたカリスマ大工だから失礼のなんのと怒っちゃいめえが、誰の誕生日かぐらい考えてもバチは当たんめえ。
ワタクシ、ちょいと野暮用で年明けまで更新が滞ります。
よいお年を。

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