来年1月2日のUFC 108のトリを闘う筈だったアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの欠場が決定し、UFC 106同様、セミファイナル、ラシャド・エヴァンス対チアゴ・シウバがメインに昇格しました。
ノゲイラの欠場の理由は左肘の「ブドウ状球菌感染症」なるものの発症だそうで、前回、同じ症状が出ている時にフランク・ミアとヘビー級王座の防衛戦をやってKO負けを喫したので今回は治療に専念するとのこと。
ノゲイラの相手は、ブロック・レスナーのコンディション回復待ちになっているタイトル戦の挑戦者、シェイン・カーウィンの次の挑戦者として最有力候補のケイン・ヴェラスケスだったので、ノゲイラにとっても勝てば再挑戦に繋がるチャンスでした。
さて、まだまだこれから王座返り咲きの可能性の高いノゲイラですが、先のUFC 106では、双子の弟、アントニオ・”ホジェリオ”・ノゲイラが待望のUFCデビューを遂に果たし、強打者の強豪、Luiz Caneに何もさせずに1R・KO勝利、さらに"KO of the night"も獲得しました。
これ以上ない最高のUFCデビューです。
群雄割拠するUFCの各階級中、ある意味、最激戦区の看板タイトルと言えるライトヘビー級で、今回のインパクトの白星をあと二つ重ねればタイトル挑戦に繋がることでしょう。
元々、PRIDE時代から寝て良し立って良しの評価は安定しており、過去に、高坂剛、桜庭和志、ダン・ヘンダーソン、アリスター・オーフレイムを下している強豪です。
来年の今頃、タイトルマッチが実現していれば、日本初登場の総合デビューから苦節九年の最高峰挑戦として大いに盛り上がるでしょう。
さて、ホジェリオが王座戴冠すると、既に元ヘビー級王者の兄とともに兄弟で世界王者となります。
昭和プロレスファンにとって、この快挙で思い浮かぶのは何と言ってもNWA世界ヘビー級王座の「父の執念、ザ・ファンクス」でしょう。
ミノタウロ(ノゲイラ兄)とホジェリオのノゲイラ兄弟は総合でのドリーとテリーのファンクスになり得るか!

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