21年ぐらい前にジェフ・ベックの1980年のアルバム、"There & Back"を買いました。
私は当時、アメリカのテネシー州に住んでおり、アメリカ生活が始まった時点でアルバム購入はLPからカセットテープに変わりました。
何しろ、安いのでなかなかCDへの切り替えに踏ん切れず、1989年の夏にやっとCDプレーヤーを買うまでカセットテープが溜まっていきました。
当時のアメリカのカセットテープ・アルバムは、あまり売れない新古がどんどん安くなっていくので、聴いたことのないバンド/ミュージシャンを開拓するには最適でした。
私は特にジェフ・ベックのファンという訳ではありませんでしたが、ミック・ジャガーのソロ、"She's The Boss"のギター、特に"Just Another Night"の美しいソロを弾いてる大御所の本人のアルバムを一度、聴いてみたいものだ、と思い、Wal-Martかどこかで、税金込みで5ドル以下ぐらいで買いました。
そして、聴き始まったら、全身鳥肌アドレナリン全力疾走です。
一曲目の"Star Cycle"は、新日本プロレス黄金期のシリーズ最終戦のテレビ放送枠内最後の
「次期シリーズ参加外国人選手紹介のテーマ」だったのです!
古館伊知郎、並びに保坂正紀の名調子とともに、アンドレ、ハンセン、ホーガン、キッド、マードック、アドニス、ローデス、バックランド、そして外国人レスラー扱いだったタイガー戸口などの名前が脳内をグルグル回り、音楽の持つ記憶喚起力に改めて驚き、心地よく身を委ねました。

コメント