現在、経営難で苦戦の続く「ハッスル」は、自らを「ファイティング・オペラ」、すなわち、「闘いをモチーフとした歌劇」であるとカテゴライズして独自の世界観を披露してきています。
最初はアレルギー反応を見せたプロレス・マスコミにも今では「慣れた」という気配が見えますが、年内最終興行をもっての崩壊の可能性が高いようです。
私はハッスルは好きでも嫌いでもないけど雑誌とネットのレポートは目につけば一通り読んでるので、そこそこくわしい、というところです。
その私が、「ここまで突き抜ければ大したもんだろう!」と賞賛の大拍手を送ったのが、インリン・オブ・ジョイトイ演じる「インリン様」対川田利明の試合の「鞭」!
インリン様は常に鞭を手に持っており「体の一部」であると公言しています。そして公認凶器の如く、ビシバシと使います。
インリンー川田戦は一度は川田がインリン様の必殺M字固めをエビ固めで切り返しスリーカウントを取ってフォール勝ちが告げられるのですが、この判定が直後に覆ります。
何故か?
何故ならば、川田にエビで丸め込まれながら、インリン様は回転の最中に後方に鞭を放り投げます。そして、この鞭がトップロープにパサッと着地(着縄)し、垂れ下がるのです。
スリーカウントの後、「私の体の一部がロープエスケープしている」との主張が審議の結果、認められ、試合はノーコンテスト!
私は、真面目な話し、「凄え!」と感動しました。
何十回、練習して成功率を高めても、大観衆の眼前の本番一回で失敗したら、それでオシマイ。
それを見事に成功させてみせたインリン・オブ・ジョイトイという人の胆力と投げっぷりに大拍手。
Youtubeで観れます。

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