アメリカ映画に絞っての話しですが、日本食が登場する洋画はかなり沢山あります。そのものズバリの"The Ramen Girl"なども存在しますが、大抵は重要なアクセントとして効果的に用いられます。
一番、多いのはやはり寿司ですが、寿司の起用は登場人物がある程度、裕福であったりスノビッシュだったりするのを表現する小道具として、とても便利です。
アメリカにおける寿司の存在がまだまだ珍しかった時代の、特に地方都市や田舎では、登場人物の奇人ぶりを表現するのに便利なアクセントでもありました。
今回、紹介するのは、Woody Allenが撮らずに演じている「時の一致」作品、"Scenes From a Mall"です。
Woody AllenとBette Midlerの裕福な夫婦の丸一日に及ぶショッピング・モールでのやりとりを描いた映画ですが、この日、二人がモールに行く最大の目的は結婚記念日のディナーとして自宅で食べる寿司をテイクアウトすることです。
この夫婦は尋常じゃない寿司好きで、テイクアウトのオーダーの他に、モールにいる間、二回、食事をしますが、どちらも寿司です(笑)。
一つの店で一日三食、ほぼ同じ物を食べる訳ですが、この寿司店はモールのフードコート内のファストフード形態ではなく一店舗としてリース契約しているテーブル・サービスの安くはない店です。
終わり近くにWoody Allenは、"I probably spent a thousand bucks on sushi today"と呟きます。
裕福な夫婦ですからテーブル席で盛り込みを食べる訳ではなく、カウンターでお好みでバンバン頼む訳ですが、注目すべきはBette Midlerの
"Mmmm... Sea urchin with quail egg."とうまそうに食べるネタです。
これは軍艦のウニの表面一カ所を少し窪ませて生のウズラの卵の黄身を乗せたものですが、2009年現在でも、それなりの通人じゃないと知らない品です。よって、1991年の公開当時としては相当、食べ慣れているグルメ夫人となります。
今時の値段だと、二貫付けで、かなり安い店で7ドル、高いところだと20ドル以上でしょう。
フィラデルフィアから北に一時間のアレンタウンで寿司職人をしてるコテコテの大阪人、Dちゃんの職場はモール隣接の高級店ですが、ウニ二貫で18ドル、ウ玉二個で$1.50で、$19.50だそうです。
ベット・ミドラーとウッディー・アレンの映画ですから、客層も年齢的に高く収入も中流以上の人が多かったことと思いますが(私のように、ただの若い変人もいます)、ウズラ乗せウニを見て何なのか分かった人、もっと言えば食べたことのある人は殆どいなかったのではないでしょうか。
ウニを食べたことのないアメリカ人によく、What does it taste like?と訊かれますが、私は常に一言、Sexyと答えます。
ウ玉を乗せれば、Sexierですな(笑)。

このページとは全く関係ありませんが、
10月は歓迎会、送別会、決起会(期の初めの顔合わせ)が
あり、酒飲みが続きます。
10/31は、いけたとしても、ライブだけの観戦で自粛したいと思います。
いずれにしても稲刈りなどの日程の影響もありますので、
改めてご連絡します。
投稿情報: river_name | 2009/09/28 01:40
私はウニがあまり好きではないので、この寿司を知りませんでした。
ところで一般的なのかも知れませんが
イクラの軍艦巻に半熟ウズラ卵を半分に切ったものが
トッピングされているものを食べたことがありますが
これはイクラ独特の臭み(私の味覚がおかしいのか?)が全く無くなり
メチャメチャ美味しかったのを記憶しています。
投稿情報: Kazu | 2009/09/28 07:26
川名さ、人として優先順位をつければ、
1. 家族
2. サンドウィッチマン
3. カミさんの実家
4. 仕事
会社の飲み会なんざ、どうせ煙まみれで寿命、縮めるだけなんだから、サンドウィッチマンのライブで精神的栄養を補給した方が結果的に家族の為だぞ。
Kazuさん、半熟ウズラ玉を半分に切る?
そんな手間かけるヤツがいんの?
軍艦/ウ玉は、まさご、とびこ、納豆、叩いたネギトロ、何でも旨いよ。
投稿情報: たしん | 2009/09/28 18:42