暫定王者、フランク・ミアとの王座統一戦を2R、TKOで制し、60億分の1、ヒョードルとの世紀の一戦までの長期政権を築かんとするUFCヘビー級王者、ブロック・レスナーの二度目の防衛戦が決定しました。
11月21日、ラスベガスのマンダレイ・ベイで、挑戦者はマジで尋常じゃないハード・パンチャー、Shane Carwinです。
まずはシェイン・カーウィンで次がCain Velasquezだろうと予想していた通りになりましたが、これは本当に楽しみなカードです。
実績もUFC3戦オール1R・KOで、MMA全体でも11戦オール1R一本です。
同時期にストライク・フォースでヒョードルに挑むブレット・ロジャースと全く同じタイプの挑戦者がレスナーにぶつけられる訳で、天上の神の采配を感じずにいられません。
ロジャースは強豪アンドレイ・アルロフスキーをKOに沈めたのが評価されてのヒョードル戦決定。
カーウィンは強豪ゲイブリエル・ゴンザガをKOに沈めたのが評価されてのレスナー戦決定。
ロジャースは10戦全勝オール1R・KO。
カーウィンは11戦全勝で、6試合が1R・KO、5試合が1R・サブミッションでタップアウト、となっていますが、一本勝ち一試合は相手がパンチを嫌がってタップしたものなので実質上はKOです。
とにかく、「当たったら決まる」という表現がこの男ほどピッタリくるハードパンチャーは、そうはいません。
そして何より驚愕のデータはカーウィンの秒殺っぷりです。信じられない数字が出ています。
11試合のタイム、ぜーんぶ合わせて、12分22秒!!!!!
パンクラス旗揚げが屁の突っ張り。
カーウィンのUFCデビューの時、アナウンサーのマイク・ゴールドバーグが「動きが少し堅いので頭をふったりした方がいいですね」と言った直後にワンパンKOで決まったので、ゴールドバーグは
"Forget about head movement !!"と絶叫しました。あれはおもしろかった。
体格的には、レスナー、カーウィン、ともに6'3"(約191cm)の身長で、体重はカーウィンの方がやや軽いものの両者ともヘビー級リミットいっぱいに近い状態です。120キロ前後の2、3キロの違いは考慮する必要はないでしょう。
要はレスナーとカーウィンは殆ど同じサイズの体格だということです。
なんといっても、ランディ・クートゥアーがUFCヘビー級タイトルマッチでレスナーを迎え撃った時、大一番に向けてのトレーニング用に、スパーリング・パートナー/仮想レスナーとして招聘したのがカーウィンですから。

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