「がんばれ !! ベアーズ !!」のアントニオ猪木については書きましたが、昔からプロレスラー、格闘家の映画出演は数多くあります。古くは力道山、エル・サントなど、一枚看板の主役ですから。
最近ではUFCの人気定着による影響でアクション映画の戦闘シーンも、かなり変わってきました。昔は映画の中のケンカで、三角締めやローキックを見ることなど、まずありませんでしたが、最近では飛びつき十字まで出てきます。
本職のファイターがやる方が格闘シーンは迫力が出る訳で、総合格闘家のハリウッド進出もかなり目立ってきています。
では、演技者として優れているファイターって誰だろう?
今回は、Tony Jah のように「やってたことのある本職の俳優」と「試合シーンのみの出演」を抜きにして、実際に演技をしている本職ファイターに絞って考えてみたい。これは、あくまでも演技者としてのファイターの話しですから、映画自体がおもしろいかどうかは全く関係ありません。
まず最初に浮かんだのは "Never Surrender" という映画に出ているヒース・ヒーリングです。「こんだけ良かったら、引退後も安泰だろう」と思いましたから。同じ映画に出ていたランペイジも良かった。
あと、演技しているうちには入らないかもしれないけど、「監督、ばんざい!」の蝶野正洋にもシビレました。「蝶天ラーメン」の壁にさりげなく貼ってある「食べ残し厳禁」の注意書きにも笑わせてもらいました。
何本かで「見かけている」チャック・リデルは "Drillbit Taylor" の中の役が一番、おもしろかったです。
プライド全盛時代、運営母体の会社であるDSEが製作した「殴り者」にはかなりの数の格闘家が出演していましたが、個人的にはチョイ役の松井大二郎の和服姿がバッチリ決まってカッコよかったと思います。そもそも、松井はヤクザ役とか超、ピッタリでしょう。
後にDSE (Dream Stage Entertainment)は正式に別会社として、DSP (Dream Stage Pictures)という会社を設立し、「シムソンズ」という実話を元にした映画を製作しました。その中で喫茶店のマスターをしている高田延彦も存在感があって素晴らしかったです。
K-1初期からのスーパースター、ジェロム・レバンナも何本か出てますが、ファイター役の域を出ていないし、制作側がジェロムの魅力を引き出した作品は、私は観たことがありません。
シリル・アビディの出演作もぜひ、観たいのですが、アメリカよりは日本の方がDVDで観られる可能性は高いでしょう。
昭和プロレスの伝説のスター、テリー・ファンクもかなり出ていますが、一番、キャスト・クレジットの上の方で演じたのは、主演・脚本・監督をシルベスター・スタローンがやっている"Paradise Alley"でしょうか。あれはテリーらしさに溢れた役でしたが、私の変態ツボを刺激するミュージシャン、Tom Waitsも出ています。トム・ウェイツほど、飲んだくれのホームレスが似合う人もなかなかいないでしょう。
あと、ぜひ観てみたいのだけど入手困難と思われる「光る女」という映画。スペース・ローンウルフ時代の武藤敬司がいきなり主演で木こり役、ヒロインは安田成美。もの凄く大きなレンタルDVD屋ならあるかもしれないので気長に探します。
映画の中のファイターのナンバー1を決める気は別にないのですが、ぶっちぎりで光り輝いているのは、何といっても、やはり、元The Rock,
Dwayne Johnson
に尽きるでしょう。これ、間違いなし。あらゆる出演作で本当に輝いています。

私が覚えている映画の中のプロレスラー。思いつくままにリストアップしてみます。
●ハロルド坂田
力道山のプロレス入りのきっかけを作った(酒場でのけんか)ということになっている日系レスラー。
何本かの映画に出ているようですが、やはり有名なのは007「ゴールド・フィンガー」の悪役。ボンドが渾身の力で殴っても、びくともしない頑丈さ、ボンドを軽々とリフトアップするシーンが印象に残っています。
●ランディ・サベージ
「スパイダーマン」では、主人公ピーターと金網マッチをするレスラー、ボーン・ソウ役。演技というより、そのままという感じ。
●オックス・ベイカー
荒廃した近未来を描く「ニューヨーク1997」で、カート・ラッセル演じる主人公スネークと、鉄条網デスマッチで戦います。あの独特の髭、スキンヘッド、胸毛・・・。古いタイプの、いかにもという感じの悪役です。ああ、懐かしい!
ネットで、Tシャツ発見。でも、着て歩くには、ちょっと・・・。http://www.jetl.com/roki_1997b.html
●ビック・ジョン・スタッド
タイトルは忘れましたが、ジャッキー・チェンの映画のチョイ役で出ていたように記憶しています。ドラッグを鼻から吸い込んで勢いをつけてから、銀行に押し込むのですが、すぐに銃弾を食らってthe end。あの巨体を生かして、ジャッキーと戦ってほしかった!
●プロフェッサー・タナカ
何本かの映画に出ていると聞きました。実際にみたことはありません。不気味な東洋系の怪人といった役回りでしょうか・・・。
●ジェシー・ベンチェラ
鉄腕ビリー・グラハムのコピーレスラーで、レスリングはいまいちでしたが、いまや知事。映画「プレデター」では、自慢の肉体を披露していましたね。でも、割と初めのほうで殺されてしまいました。プロレスファンとしては、がっかり。
以上、長々とすみませんでした。
投稿情報: オーハ | 2009/07/09 19:19
オックス・ベーカーのTシャツ、全サイズで在庫ゼロじゃないですか!
たとえ各サイズ、一枚ずつしか仕入れなかったとしても四人も買ったことになる訳だから、世の中には凄玉の変態がいるということですね。
私は、かつて、「小鉄のスクワット」Tシャツが、どうしても、ほしかったのですが、売り切れでした。
ちなみに、ランディ・サベージって、どう頑張っても、コーナーからのエルボー以外の技を思い出せません。
投稿情報: たしん | 2009/07/09 23:17